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楽典・ソルフェージュコース

 「楽典」 で音楽の理論を学びましょう。


楽典とは、私たちが今日演奏したり、 耳にしている音楽 (主に西洋音楽) の理論のことです。
この理論を学ぶべき、その理由とは?

日本には昔から西洋やアメリカの音楽が溢れていたのでしょうか?
いいえ。それは、幕末の開国後、また、終戦後にすこしずつ国内へ入ってきました。
今、私達は無意識的に西洋音楽やそこからの影響を経て進化した
ポップスなどの音楽に耳が慣れています。
例えば、ハ長調の『ド・ミ・ソ』の和音を聴いたり、その上で鳴るドの音を聴くと、
なんとなく安心した、落ち着いたような、曲の(フレーズの)終わりが来たな、という気持ちになります。
これは、『ド・ミ・ソ』=ホッとする  という、暗黙のルールが体にしみ込んでいるのです。

しかし、西洋音楽がまだ存在しなかった日本では、
日本独自の音楽、(また、その音楽理論)しかなかったので、
初めて西洋音楽を聴いた日本人たちは、最初は聴き慣れなくて戸惑ったでしょう。
(日本に古くからある「さくら」などの曲を聴けば、特徴ある音階から、
西洋のものとは違う空気を感じますね。)

それまでなかった音楽 (またその仕組み) を心で理解することによって、
「戸惑いの気持ち」 → 「ホッとする気持ち」へ変化したのです。

これは、「 ひとつの言葉を覚えたので言っていることが理解できた 」ようなものです。
言語の世界では、語彙が増えれば増えるほど意思疎通がうまく出来るようになりますね。

音楽においては、音楽の理論を学ぶことが、
音楽を感じる力自分が演奏したい音楽の幅を大きく、広くすることにつながるのです。


 「ソルフェージュ」 で学ぶ、読譜力とは。

ソルフェージュとは、初めて見た楽譜から、歌ったり演奏することです。
難しそうに聞こえますが、ピアノを始めたばかりの生徒さんでも学ぶことができます。
難易度はそれぞれの生徒さんに合わせて進めて行きますので、楽しくレベルアップできます。

ソルフェージュで学ぶポイントとして、初見で音程やリズム、正しく拍が取れるか、などがあります。
また、その曲の雰囲気をできるだけ速く捉えて、生き生きと演奏することは大切なポイントです。
これは、ピアノ伴奏の際に求められる初見力を養うことになります。
それだけでなく、ピアノで新しい曲を始めるときに、
それがどんな曲なのか、自分はゆくゆくどんな風に弾きたいか、
という想像力を高めるのにも 「ソルフェージュ」 はとても大事な科目です。

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